株式会社向陽畜産

企業紹介

自社ブランド牛「北海道ハーブ牛」を育てる、HACCP認証農場

“人に先がけて挑戦をする姿を、背中を次世代に見せ、地域に根差した未来志向の畜産を実践する。”
当社は、北海道のオホーツク海に面し、自然環境にも恵まれた紋別市にて、「北海道ハーブ牛」というブランド牛を育て出荷します。愛情を持ってお世話をし、 牛にとって体に良い、こだわりの飼料で育てています。
牧草は外部からの調達ではなく、自社で管理している農地で収穫をし安心安全な牧草。こだわりのハーブは、ローズマリー・オレガノ・トウガラシといった3種類の天然ハ テーブ。それらにビタミンEなどを加え独自レシピの配合飼料を育てています。加した飼料を仔牛の時から与え、毎日すくすくと育牛たちに愛情を込めながら高品質で美味しい牛肉になるように育てています。
また、当牧場は平成26年という早い段階で「農場HACCP」を取得しています。当時はHACCPと言って認知度が低く「なぜ、取得するの?」という声も少なくなかったのですが、当社は公的な外部機関によって、高い衛生管理基準で飼養されていると認められることは、消費者の方たちの安心・安全に つながる。
この思いから、他に先駆けていち早く認証を取得しました。生産工程の体系的な管理手法であるHACCPの取得により、それぞれの作業工程のマニュアルが整備され、 どのスタッフが担当しても同じ品質で作業できるようになりました。
また、スタッフから率先して業務改善や技術向上の提案がされる環境となっています。また、教育環境としては、マニュアル整備の他、定期的に各分野の専門家に来てもらい勉強会も実施しています。日々の作業における課題に対して、データを分析し、どのように取組むのかを考え、実践するまでの仕組みをスタッフと一緒に学んでいます。
持続可能な農業への取組みとして、当牧場から発生した堆肥を近隣の畑作農家へ提供させていただいております。畜産と畑作でお互いに持ちつ持たれつ、おかげ様の関係を築き、地域ぐるみでの循環型農業を実現しております。当社で生産している自社ブランド牛の「北海道ハ リーブ牛」は、 紋別市のふるさと納税にも採用していただいています。
「北海道ハーブ牛」 を通じて、紋別の魅力を発信することで、地域活性化の一助となれているのではと自負しております。これからも、牛にとって良いこと、消費者の方々にとって良いこと、地域にとって良いこと、これらのことに関しては、臆することなく積極的にチャレンジをしていき、その背中を見せることによって、若い世代がどんどん行動出来る環境づくりをしていきたいと思っています。
それが私たちが目指す「地域に根差した未来志 「向の畜産」の役割と責任だと思っています。

職場の雰囲気

私たちは、先代たちが作り上げてきた「先がけて挑戦する姿勢」を継承しながら約45年、 畑作から酪農、畜産への転換。そして肥育へと常に新しい挑戦や、試行錯誤の積み重ねによって拡大をしてきました。その流れを着実に受け継ぐ当社のスタッフは、仕事にアイデアや工夫を加え、打ち 合わせや作業中にも積極的に会話が交わされ、風通し良く、楽しんで働 いています。未経験の方でも前向きにスキルアップが図れたり、自らの頑張りだけではなく牧場一丸となって成長を推し進められる会社風土となっています。

スタッフ紹介

伊藤 祐太さん
職種 経営、現場監督、市場、子牛の買入、牛の販売
趣味 ゴルフ
母校 紋別北高等学校

【入社のきっかけ・大切にしていること】
父である代表の背中を見て育ったので、高校卒業後にそのまま迷わず入社しました。生き物を扱う仕事であるため、毎日の情報共有を徹底しています。HACCP、データ管理の導入により、見える化でき てきた情報や、スタッフ同士で実際に牛を見て感じた生の情報、即時の情報共有を大切にしています。何よりも、牛好きで熱意ある人が集まっているため、打ち合わせも活発で会話が広がります。最初は未経験の方でも、作業手順書を確認したり、 分からないことを質 問することで日々学びながら、成長できるので、チャンスが沢山ある環境だと思います。

坂本 哲也さん
職種 牛の管理
趣味 Tvを見る、ゲームをする、たまに温泉に行く
母校 別海高等学校

【入社されたきっかけは?】
もともと実家が搾乳の牧場をやっていましたが、自身の経験や勉強のために畜産の分野で働きたいと思い、頭数が多く、挑戦のしがいがあると思い向陽畜産に入社しました。

【学んだことや、良かったことは?】
新しい取り組みをどんどん試していくことが多いので、仕事におい ていろんなチャレンジができるので、勉強になることが多いですし、見て聞いて終わりではなくて、実際に自分の手で業務に取り組むので、毎日、ちゃんと経験をつめたなと体感できます。HACCPをもとに、牛の成育に根拠があることを確かめながら、スタッフ同士で共有された情報を活用して業務に取り組むことが重要であることを学びました。仕事以外でも、食事に誘ってもらったり、楽しく雑 談したりとのびのびしながら、人間力というかコミュニケーションだったり、礼儀や基本的なことも教えてもらっています。

【やりがいを感じている点は?】
出荷した牛が高く評価されたということは、自分たちの普段の仕事の正しさの証明にもなるので、毎日頑張った結果、牛が高く売れると仕事のやりがいを感じます。

浜崎 孝晴さん
職種 牛の管理
趣味 ゴルフ
出身地 長崎

【入社のきっかけは?】
以前は漁業で働いていており牧場での仕事は経験がなかったのですが、みんな優しく自然なコミュニケーションが取れるため、未経験者でも働きやすい職場です。一日の生活リズムも快調で、体を動かす仕事なので肉体的にも健康になっているなと感じています。

【学んだことや、やりがいは?】
牛を、よく観察することが重要であると学び、体の成長だけではなく、歩き方や餌の食べ具合、表情などを見て気づいたことを共有して、牛たちのとって快適となるように工夫し、アレンジすることが大切だと学びました。また、市場から導入した子牛が無事に成長し出荷されることがやりがいであり、自分たちが手掛けた牛が自社ブランドの商品として世の中にでて、美味しいと評価されることが嬉しいです。

郡 友和さん
職種 牛の管理、HACCPリーダー
趣味 子守り、家族との時間を過ごすこと
母校 紋別高等学校

【入社のきっかけは?】
牛に関わってみたい、牧場の仕事に興味があり、昔、小学校の時に「なりたい将来の夢」で、農家になりたいって言っていたのを思い出してその時に募集を出していた当牧場に応募しました。

【学んだことや、 良かったことは?】
講師の方を招いて研修会を開催してくれたり、仕事のスキルや知識が身につくのに加え、牧場に関わる外部の会社の方とも会話することが多いのでビジネスマナーや社会常識も身につきました。また、仕事に対する責任感や、相手に伝えることの大切さを学ぶことができました。何か物事を教える時や、指摘する際には相手に頭ごなしじゃなくてなぜ、どうしてと理由が伝わるように意識して伝えるようにしています。

【やりがいを感じている点は?】
自分の頑張りが認めてもらえて、成長につながっていると実感できる点ですね。今はHACCPの現場リーダーを任せてもらっていますが、もともとは人とのコミュニケーションが得意な方ではなくて、牛の育成を通じて知識や人間関係の輪が広まっていき普段からスタッフ同士でコミュニケーションがとれるので、肉牛という商品を作ってい行く中で、自分の成長を感じることができています。

企業情報 COMPANY

企業名 株式会社向陽畜産
住所 〒099-6132 
北海道紋別市小向788-10
電話番号 0158-27-2111
FAX 0158-27-2110
ホームページ http://kouyouchikusan.jp/
設立 平成19年6月
従業員数 7名
事業内容 肉用牛育成

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